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On Plane House ブログ

住宅に必要な気密の話

2022-01-18

近年大手ハウスメーカーや工務店が揃えて口にする“高性能住宅”や“省エネルギー住宅”というのを聞いたことがあると思います。
その高性能住宅について皆さんは詳しくご存じですか?
高性能住宅、省エネルギー住宅とは、「高気密高断熱」です。
今回はその中でも、『気密』の部分の説明をしてみます。
 
気密ってなに?

断熱って聞けば皆さんなんとなくのイメージはできませんか?
でも気密はあまり分からない。という方が多いと思います。
気密と断熱の関係はとても密になっていて、分かりやすく例えると
「断熱」はダウンジャケットで、
「気密」はダウンジャケットのチャックです。
少し極端な話になりますが、とても寒い日に高級なダウンジャケットを着てしっかり防寒していても、チャックが全開になっていると高級なダウンジャケットを着ている意味が無くなってしまいませんか?
夏で言うと、クーラーボックスに山盛りの氷とビールを入れたのに、
蓋が閉まっていなかったから氷が全部溶けてしまった。
こんなイメージなら皆さんできませんか?
これだけでも気密と断熱の関係はなんとなく分かっていただけたと思います。
 
住宅に置き換えると、暖かい家に住みたい!と高性能の断熱材に予算をかけたとしても、気密が取れていないと家のあちこちから外気が入って来てしまい、家の中が寒くなってしまいます。
気密が取れていないとせっかく施工した断熱材の意味が無くなってしまいます。
気密性能が低いと(≒家に隙間があると)
 ・冷暖房効率も悪くなり、外気温の影響を受けやすくなる
 ・屋外の湿気が住居内に入ってくるので適切な湿度管理が難しくなる
 ・新鮮な空気を入れ替えするための計画換気が難しくなる
 ・花粉やホコリ、害虫など の侵入を許すことになる
などなど、デメリットがたくさんあります。
 
その気密ですが目で見るだけでは全く分からないので、しっかりと気密が取れているかを数値化できる気密測定というのがあります。

写真の様に専用の機械を使って家の中を負圧にし、壁などからの空気の漏れを測定します。
その数値がC値という単位で表され、0に近いほど優秀です。
おおよそですがC値1.0以下で高性能住宅と呼ばれています。
この気密測定は施工業者に対して義務化などされていませんので、気密測定を自主的にしっかり行っている工務店だと安心して工事を任せられますね。
もしどこかハウスメーカーや工務店の見学などに行かれることがあれば気密測定は行っていますか?と聞いてみてください。


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